思ったり言ったり

大好きな友達がへこんでいたら「あなたはそのままですてきだよ、自信を持って!」と言うし、本心からそう思うからこそ言うんだけど、実際逆の立場だったら「自信って、なにについて?顔?性格?スタイル?あはは、ウケる」とわたしだったら思うだろうな。でもそういうことじゃないんだよな、じゃあどうしたら伝わるかな、というようなことを考えていた。

“You look confident”と言われたら、「あ、そう見えるんだ」とわたしなら少しうれしくなると思う。この違いは「自信」という言葉が強すぎるからなのかな。

わたしは顔も、性格も、スタイルも、良く見積もって中の下以下であると自負している。だけどこの歳になると、まあしょうがないね、そんなことより昨日見つけたバンドがちょうかっこいいんだ、と思えるので健やかに暮らせている。天気が良すぎてテンションあがる、そんな単純なあたまでお得だ。さらつやの柔らかい猫っ毛に憧れたけど、わたしの太くてコシのある髪はパーマをかけたら1年はもつ、コスパ最高。自分のそういうところも悪くないと思えるところがそれなのかな、とかとか。つまり自己肯定感ということなのかな。それが"You look confident"につながるのか。

 

わたしも時々迷子になるけど、恋人や友達たちが「大丈夫だよ、合ってるよ」と言ってくれるからやっていけてる。もしかしたら自己肯定感はその言葉の持つ意味合いと反して、ひとからもらうものなのかも。ひとから種をもらって、自分で育てるものなのかな。

 

そこまで考えて、鶏モモ肉をフライパンで焼く時に、最初に少しだけ引く油と、じっくり焼いているうちに鶏皮のほうから大量にでてくる脂のイメージがわいてきて訳がわからなくなった。一回休み。

 

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